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庭
7部屋のコートハウス
『敷地形状を活かした部屋の集まり方』
愛知県の郊外に建つ住宅。敷地は低層の住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街。付近の交差点は道路が直行しておらず、昔からの不整形な街区の形状が残るまちである。計画敷地もその影響を受け平行四辺形状の変形敷地となっていた。
そこでボリュームを複数に分け、それぞれを敷地境界線に正対させ、内部空間を四角く確保する事を考えた。ボリュームの数は要望を考慮して7つとし、まちとの境界にむかって7 部屋を建てた。敷地の中心付近にはまちから距離をとった余白としての中庭を設け、部屋の距離感を調整した。街区の特徴から部屋の集まりがつくられたコートハウスである。中庭に接する面は全てガラスとすることで、部屋を超えた多様な繋がり方が見いだされる。CMYK 4色のインクから複雑な色が作られるように、部屋の雰囲気が混ざり合い場所毎に様々な彩りが生まれる。この住宅は7部屋の集まりであると同時に複雑性をもった広がりのあるワンルームでもある。
ここでは、部屋に散らばる家具や照明、雑多な小物やおもちゃも空間の要素として参加し暮らしの一部として響きあう。
取り扱い専門家
特別な建築を目指して
建築は、家電や自動車と違い一品生産によって作られます。建主の要望・敷地の環境・時代
性・使用する素材や工法・構造や環境エンジニアの知性・施工する職人の技術・・・それら
すべての要因が複雑に絡み合い、ひとつの建築が出来上がります。どの建築にもそれぞれ違っ
た条件があり、それぞれが個性的なものとして建ち現れるのが建築の魅力であると考えます。
一方で、西欧諸国の近代化の過程や日本における戦後復興の際にうまれた「プロトタイプと
大量生産」という考え方は、僕たちの考える一品生産の魅力と対極に位置づけられる建築観
として存在します。社会や時代によって必要とされる建築が違い、どちらが優れているとい
う事ではありません。
僕たちは目の前にある建築の計画を、特別な建築となる事を目指して活動しています。その
為に、「早く・大量に・同じものを」という考えとは逆の、「ゆっくりと・ひとつずつ丁寧に・
個別具体的なものを」という考えを大切に建築を計画します。僕たちが社会において必要と
されるのはきっと、特別な建築をひとつひとつ建ちあげる時だと思います。
ファーストプラン資料
- ラフ案
- 敷地配置図
- 間取図
- 平面図
- 立面図
- 断面図
- 展開図
- パース・CGパース
- 内観イメージ図
- 外観イメージ図
- 概算仕上げ表
- 建築概算書
- 屋根伏図
- 日影図
- ボリュームチェック表
- 収支計算書
- 1週間前後納品
- 約1週間〜2週間納品
- 約2週間〜3週間納品
- 4週間前後納品
得意分野
- 一戸建て
- リノベ・リフォーム
- マンション・アパート
- 店舗・商業店舗
- 保育園・学校・施設
- クリニック関連
- 照明・インテリア・家具設計
- 外構・エクステリア・造園
- 倉庫・工場・駐車場
- 耐震・断熱・ZEH
- S造・RC造・SRC造
- 狭小・傾斜建物・変形地
カテゴリ | 戸建て | 戸建てタイプ | 平屋 |
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テイスト | ナチュラル | 建物概算予算 | 2000~2500万未満 |
建築工法 | 木造軸組工法 | 間取り | 2K 2DK 2LDK |
延床面積 | 50〜100㎡未満 | 敷地面積 | 100〜200㎡未満 |
特徴 | 庭 |